ここまでの話は↓を参照。
暇つぶしに行ってみた(1)充実した展示で興味津々・National Memorial その1暇つぶしに行ってみた(2)曹長殿の個人ガイド付きで見学、National Memorial その2暇つぶしに行ってみた(3)2-4階はほとんど無人だがタイを知るには最適?National Memorial その3メインの「軍の歴史と博物館」の建屋を出ると隣に移動。


一人で歩いていた時、ちょっと覗いたけど単なる講堂かと思って入らなかった。
ここではこの壺?ランタン?を熱心に説明してくれたのだが、意味はほとんどわからず。

戻ってから写真に写っていたこの単語から調べてみると・・・
ดินสมรภูมิ๑๐แห่งディンサモーンラプーム=10の戦場の土?
ดินสมรภูมิไทยรบขอม สมัยสุโขทัย/古代スコータイ時代のタイ・クメール戦場
ดินสมรภูมิไทยรบพม่า ในสงครามยุทธหัตถี พ.ศ. 2135/仏暦2135年のタイ・ビルマ戦場
ดินสมรภูมิไทยรบพม่า ในศึกบางระจัน พ.ศ. 2308/仏暦2308年のタイ・ビルマ戦場
ดินสมรภูมิไทยรบพม่า ที่ค่ายโพธิ์สามต้น พ.ศ. 2310/仏暦2310年のタイ・ビルマ戦場
ดินสมรภูมิไทยรบพม่า ที่ตำบลบางแก้ว ราชบุรี ในศึกบางแก้ว พ.ศ. 2317/仏暦2317年のタイ・ビルマ戦場
ดินสมรภูมิไทยรบพม่า ที่ทุ่งลาดหญ้า กาญจนบุรี ในสงคราม 9 ทัพ พ.ศ. 2328/仏暦2328年のタイ・ビルマ戦場
ดินสมรภูมิไทยรบพม่า ในศึกถลาง พ.ศ. 2328/仏暦2328年のタイ・ビルマ戦場
ดินสมรภูมิไทยรบพม่า ที่เมืองเชียงใหม่ พ.ศ. 2345/仏暦2345年のタイ・ビルマ戦場
ดินสมรภูมิไทยรบพม่า ที่เมืองเชียงแสน พ.ศ. 2347/仏暦2347年のタイ・ビルマ戦場
ดินสมรภูมิไทยรบลาว ที่ทุ่งสัมฤทธิ์ นครราชสีมา พ.ศ. 2369/仏暦2369年のタイ・ラオス戦場
の戦場の土らしいが、意味するところ、詳しいことはよく分からない。
しかも、そんなに重要なものが誰でも手に触れることが出来るようなところにポンっと置いてあるってのも不自然だ。。。
あとでwiki先生のお世話になることとする。
***

その後、1階の入り口にあったこのラマ5世の像も熱心に解説してくれたが・・・
イタリア産の最高級大理石製、20トンで5万5千米ドル、イタリアからの輸送費30万バーツ
イタリア人の彫刻家を招聘して西暦1994年製作
製作期間3ヶ月で制作費40万バーツ/月、120万バーツ
銭金の記載が細いね〜
なんだか金額が随分安いように思えるけど(総額1000万円強???)
読める人は読んでください。

歩くスピードが超速い曹長殿、もしかしてせっかちな性格なのでは?とも感じた。
もう少しじっくり見たいものもあったが、曹長殿のペースで全てが進み過ぎた・・・
いずれにせよ、博物館の2−4階は全く気がつかなかったので、教えてくれて案内までしていただきありがとうござました。
ここで曹長殿とはお別れ。
***
後は、敷地に入った時から気になっていた外の展示物。

これって日本陸軍の戦車だろうな〜?と遠目に見ていたが、近くで見て確認。

日本製とは書いてあるが「LIGHT TANK TYPE83」から「83式軽戦車」を調べたがヒットせず。
HA-GOとは???と思い、「ハ号」で検索すると
「九五式戦車」がヒット。
写真からどうもこれっぽい。
戦前に?タイへも輸出されていたようだし、この車両は元タイ陸軍所属車だったらしい。
追記:อนุสรณ์สถานแห่งชาติのwikipediaを読んでいたら、この展示品について「รถถังแบบ 83 (Light tant Type 95 HA - GO)」と記載あり。
つまり、「タイでは83式戦車と呼ばれている」が、カッコ書きで95式軽戦車ハ号と明記されている。他にも展示物はあったが写真はなし。
こうして見学を終えて外に出た時には、入館から2時間以上経過していた。
充実の展示物だったが、事前に調べていなかったので???が多かったのも事実。
当初は「暇つぶしで・・・」と思っていたが、こりゃあ、再訪が必要だな〜と感じた訪問だったな〜。
時折響く爆音、すぐ隣にあるドンムアン空港へ着陸態勢に入った航空機。

航空機ファンなら、低空で飛来する飛行機をぼ〜っと眺めているのもいいかもしれない。
***
最初に書いた通り、国の歴史は戦争の歴史でもある。
特にタイのように陸続きで他国と接している場合はそれが顕著。
タイは長い間戦乱を繰り返しながら、多少の領土分割はあったにせよ自由を謳歌できる「独立」を維持してきたことは国民の誇りなのであろう。
その自由独立を維持するためには多大な犠牲を伴ったということを忘れてはいけない。
この博物館の外壁には、殉教者(軍人だけではない)の名前が彫られていた。

国民の誇りであり多大な犠牲のもとに手にした「
ไทタイ(自由)」を
ไทยタイという国名に充てた、その思いを考えさせられる博物館だったかな?
***
では次に、近くにある「空軍博物館」に行ってみましょう♪
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