今日のタイ語
ท้าทาย 挑戦する、チャレンジする
今日の日本語
ローディー
1、音楽業界で、楽器の手配、積み込み・積み卸し、輸送、セッティング、エフェクティングといったコンサート業務や、楽器のメンテナンスおよび管理、ミュージシャンに対するサポートなどの業務を行う人々のこと。ロードマネージャー(road manager)と呼ばれることもある。
2、ロードバイクに乗る人。単に乗っているだけではなく、それなりの格好で本格的なスポーツとして、また自車の整備も含めて乗りこなしている人。
ここまでの記事はここ↓
タイ東部4県400kmライド(序章)計画・準備編タイ東部4県庁訪問400kmライド(1)1日目、バンコク→チョンブリー①事件の前兆タイ東部4県庁訪問400kmライド(2)1日目、バンコク→チョンブリー②10人以上を巻き込んでiPhone6大捜索、感謝♪No,73 チョンブリー県 จังหวัดชลบุรีタイ東部4県庁訪問400kmライド(3)1日目、バンコク→チョンブリー③チョンブリーのお宿タイ東部4県庁訪問400kmライド(4)2日目、チョンブリー→ラヨーン①地獄のゆる坂20数連発No,74 ラヨーン県 จังหวัดระยองタイ東部4県庁訪問400kmライド(5)2日目、チョンブリー→ラヨーン②ラヨーンのお宿タイ東部4県庁訪問400kmライド(6)3日目、ラヨーンの休日タイ東部4県庁訪問400kmライド(7)4日目、ラヨーン→バンペー①雨で予定変更、パンクの前兆タイ東部4県庁訪問400kmライド(8)4日目、ラヨーン→バンペー②犬の襲撃一回目タイ東部4県庁訪問400kmライド(9)4日目、ラヨーン→バンペー③パンク一回目タイ東部4県庁訪問400kmライド(10)4日目、ラヨーン→バンペー④ バンペーのお宿タイ東部4県庁訪問400kmライド(11)5日目、バンペー→チャンタブリー①4桁国道を走るタイ東部4県庁訪問400kmライド(12)5日目、バンペー→チャンタブリー②田舎道で2回目のパンクタイ東部4県庁訪問400kmライド(13)5日目、バンペー→チャンタブリー③正しい行いが評価されるとは限らないNo,75 チャンタブリー県 จังหวัดจันทบุรีタイ東部4県庁訪問400kmライド(14)5日目、バンペー→チャンタブリー④チャンタブリーのお宿タイ東部4県庁訪問400kmライド(15)6日目、チャンタブリー→トラート①最後はひやりとしたが無事に到着No,76 トラート県 จังหวัดตราดタイ東部4県庁訪問400kmライド(16)6日目、チャンタブリー→トラート②トラートのお宿タイ東部4県庁訪問400kmライド(17)7日目、トラート→バンコク、帰還・初めてのバス輪行


400kmライドを振り返る
ロードバイクを最初に買ったのが2017年5月。
すでにその時からこの「タイ東部4県庁訪問400kmライド」を計画していた。
ただ、普段運動もしないような奴が、小刻みとはいえいきなり400kmを走るのはあまりにも無謀・・・と考え、これまで練習・合宿を繰り返してきた。
合宿の記録はここ↓を参照
目次:2017タイ旅【2】バンコク・サイクリング合宿目次:2017タイ旅【3】バンコク・サイクリング合宿目次:2018タイ旅【1】バンコクサイクリング合宿@skylaneまあ、自分でもよくやったと思っているよ。
こうして万全の態勢を整えていたのか?というと必ずしもそうではなかったけど、いくら練習してもやってみなけりゃ分からないと思い、出発したのが実態。
なんでもそうだよね〜?
大学受験の模試を受けて、なかなか結果が伴わなくたって本番でボーダーラインを越えればいいだけのことと同じで、「今回の模試の結果がダメだから、もうちょっと勉強してから次の模試を受けよう」なんて思い始めると、次の模試がなかなか受けれれず、そのうち「今年は浪人しよう」なんてことになっちゃう。。。
要は、ある程度やったらとりあえずでもいいから「実践・本番」に挑戦してみる。
完全に準備できてる人なんてほんの僅かだし、そんな人だって本番でダメな人は世の中にごまんといるよ。
そんな気持ちで挑戦して、いろいろあったけど特に大きな問題なく走りきった時は久々に充実感が半端なかったな〜
普段の旅でも充実感はあるけど、また違った達成感を伴った充実感だったからだと思う。
たかだか400km走っただけで偉そうなこと書いてるけどね(笑)
***
今回のライドはかなり満足しているけど、食堂・食べ物についてはツキがなかった。
これは、走るために便利な場所にあるホテルを優先したためで、どのホテルもどちらかというと街の中心からちょっと外れにあったからかな?
400kmライドであらためてタイを知る
■道が素晴らしい普段バンコク都内の道しか走っていないと知り得ないのだが、タイの主要幹線道路を始め多少の脇道程度であれば舗装はほぼ完璧ですべすべ路面。
まさに「自転車で走ってください」と言わんばかりの路面で感激した。
基本的に自転車&バイクレーンがほぼ完備されていて、バイク2台が余裕ですれ違いできる広さが完備されている。
これは、中央分離帯がある道路の場合逆走を想定してのことだろう。

写真は3桁の国道なので自転車道は狭いが、1−2桁の国道だとこの倍の広さ(車道1車線分)がある。
実際にラヨーン以東はこんな看板が立てられていて、トラートまでほぼと切れることなく続いていた。
■信号機がほとんどないそれに信号が少ないのも良い。
適当だが信号機の数は日本の1/100以下。街の中心部に数基ある程度。

日本は信号が多すぎる。
信号がないと事故が起こると言う考えは、警察の責任逃れか?信号機メーカーの陰謀か?
信号機ばかりあると、たまに信号機がない交差点で判断が鈍る?
つまりこれは「機械(信号)に頼りきっている」証拠。
自分の判断ではなく他人(機械)の判断に頼っている、つまり自分でな〜んにも判断できなくなっちゃう人を量産する結果になると思うよ。
■ガソリンスタンド併設のコンビニが超便利車に乗らないのでよく知らないけど、日本ではどーなのかな〜?
タイの街道沿いのガソリンスタンドの約8割以上にセブンを中心としたコンビニが併設されている。

タイのコンビニにはトイレがないので、ガソリンスタンドに寄れば冷たい水も、食事も取れるしトイレにも行けて超便利。
日本のサービスエリアみたいなものかな?
■自転車でどこまでもいけるタイにはバンコクを除くと有料の高速道路(車専用道)というのがほぼなくて、日本の高速道路並みの主要幹線道路でも自転車で走れる。
googlemapで自動車道を選択すればイコール自転車道ってこと。
■車やオートバイの運転手は自転車に優しい(運転者の成熟度はタイ>日本)これは多くのニッポン人には意外に思えるだろうが事実。
日本では自転車=邪魔(自分の運転スピードを阻害されるからという被害者意識)・危険(自分が巻き込まれるからという被害者意識)と言う認識だろう。
つまり道路は車がスイスイ走るところで、そこを自転車が邪魔しているという理屈。
日本の道路(側道含む)が狭すぎるという事にも原因があるのかな?
昨今注目を集めている「煽り運転」
「オレは被害者だから多少のことをやっても許される」
根本にこういう被害者意識があるんだろうと思うね。
日本で走っている時に幅寄せされたこともある。
渋滞中で相手車が動けないと確認してから、車の右に出て追い越してやったがね。
その瞬間車を少し右側に出してオレを威嚇してたけど(笑)
ところがタイではそんなことはない。
もちろんそういう考えを持っている人はいるとは思うが。
普段の生活道路で前を屋台を押したおばちゃんが道を塞いでも、タクシー乗降でタクシーが道を塞いでも、短時間でクラクションを鳴らす運転手は稀だ。
また、タイの道路は幅広くスベスベで快適なのだが、左折レーンや分岐点で直進するにはいやが上でも車線を右にずらさなければならない。
車が超高速で途切れることなく走っている道の場合、この右に車線をズラすのが結構怖いのだが、ちゃんと手信号(右手を水平に出す)を出せば車は減速し間に入れてくれる。
日本だったらクラクションの嵐だろう(これは日本の道交法にも原因がある?)
明らかに運転者の人間としての成熟度はタイ>日本(笑)
少なくともローディーにとって、タイはヨーロッパ並み走りやすい自転車先進国だと思う。
(ただしバンコク都内は走りにくい)
なんでもかんでも「日本は素晴らしい!」「世界が尊敬する日本人!」「日本を世界が賞賛!」なんて思いこんでる人が少なくないのだけれど、そんなこと少しもないですよ♪ってことは海外に住んで初めてわかること。
もちろん逆も少なくないけどね。
これが真の国際感覚かと思っている(笑)
参考:交通事故死亡者数だけを見ると、タイは10万人中約36人が死亡。これは世界最悪らしい。
ちなみに日本は大体3.3人くらい。つまり交通事故死者数だけを見ればタイは日本の10倍。
推測するに「飲酒」「ドラッグ」による無謀運転が多く、ツアーバスやロットトゥなど一度に大量の死者数が出るケースが少なくない。
スピードの出し過ぎや無謀な追い越しも日本より断然多い気がする。
また、オートバイによる死亡事故比率も高い(地方に行けばほとんどがノーヘルだ)。
つまり、自転車に対する理解度ではタイの方が断然上なのだが、車やオートバイの安全運転という観点からすると日本の方が断然マシかな?(笑)

これはバンペー付近で見た事故現場。
交通事故はこんな感じで日本風に言えば「大事故」が多い気がする。
■
ローディーの敵は悪路より野犬より「飼い犬」まあ、タイの犬については過去何ども襲われ(噛まれたことはない)、威嚇されてきた。
過去野犬の群れに襲われたこともあるが、今回実感したのは野犬も怖いけど、飼い犬のほうがもっと危険というかローディーの敵だということ。
少なくとも相手は敵だと認識しているから、こっちから見ても当然敵になるよね。
今回のために一応狂犬病予防接種もしておいたから、噛まれたくらいなら時間稼ぎができるという安心感はあったけど。
そういう意味では、合宿といい狂犬病予防接種といい、オレにしては万全の態勢だったのかも?(笑)
***
まあ、書きたいことはまだまだあるが、とにかく「犬」と「無謀運転者」から逃れられればタイはローディーにとって世界最高レベルに走りやすい国の一つかな?と思う。
えぇ〜?タイでロードバイクなんて怖くて乗れないよ・・・
と思っているローディーの皆さん、ぜひタイの地方で思う存分乗り回してください。
ただし、日焼け対策、雨対策、犬対策だけは万全に♪
***
おしまい
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