実は、2/13-17にベトナム・ハノイに行ってきた。
当然、帰りに空港の税関を通過したのだが。。。
今回も手荷物のX線検査を受けた。
そこで、現在日本行きの記事をUP中だが急遽この件を記事にしておこうと書き始めた。
《参考過去記事》
タイ税関最新情報、かなり厳しくなってきたので注意が必要(付録:免税範囲、罰則)訂正記事・タイ税関の免税範囲***
【はじめに】前の記事で書いた通り、オレは2005年に初めてドンムアン空港の税関を通過して以降、陸路空路合わせて140回近くタイの税関をくぐってきた。
この回数は決して少なくないと思うし、この12年コンスタントに入国してきた。
2016年9月にスワンナプーム空港の税関で手荷物のX線検査を受ける前、わずか1回しか経験がなかったX線検査。
いつだったのか?もう忘れてくらい昔のこと。
ところが、9月以降3回連続(スワンナプープ、ノンカーイ、ドンムアンとそれぞれ別税関)で手荷物のX線検査を受ける羽目になって、今回2月のハノイ帰りにはついに
4回連続でX線検査。。。
これはどう見ても、タイ税関のスタンスが変わってきたと考えていいのではないか?と思う。《参考ニュース》
タイ関税局、国内持ち込み手荷物の全量検査一方、前回の記事に対して複数の方から以下の貴重なコメントを頂いた。
バランサーさん普段通り 訪タイ前夜にこの記事を読み、普段4カートン持ち込むのですが、自重して2カートン(そのうち1カートンはパッケージ開けてバラして分散)しました。 緊張感を持って税関を通るも全く以前のままの緩さで拍子抜けしました。 今後は少しづつ厳しくなって行くのかな?いずれにせよ、確信犯ですので、自己責任で税関とは対決しますw |
44nobuさん今月もスワンナプームは相変わらず「気が向いた時だけ税関検査するわ」の平常営業でした |
もちろん、時期・時間帯・旅客の集中度・手荷物の量・サイズ・仕様、そして担当職員(または上司)によって変わってくるのは分かる。
しかし、オレの場合は昨年の9月以前は140回近い実績でX線率1%未満だったのが、それ以降4回で100%。。。
4回とサンプルは少ないが100%はやはりそれなりの数字。
税関じゃなくてあんたに何か変化は?って思うかもしれないので、一応書いておくと。。。
■2014年までは、バンコクの定宿に大型キャリーバッグを預けておいたので、小型のキャリーバッグ一つが基本。
2014年のタイ税関通過回数14回→X線0回(0%)
■2015年以降は、日本で買った物資を運んでいたので、一回の荷物量は40−60kg(バッグ数で3−4個)
2015年のタイ税関通過回数5回→X線0回(0%)
2016年のタイ税関通過回数8回→X線2回(25%)・・・2回はいずれも9月以降
2017年のタイ税関通過回数2回→X線2回(100%)
確かに2014-2015年で、持ち込み手荷物は大きく変わったが、その時点でのX線検査率に変化はなく、変化が起きたのが昨年9月以降だという点が重要?
あんたが怪しそうだからだよ!って?
どっからどーみても健全な日本人にしか見えないんだけどね〜?
大学教授に間違えられたこともあったっけ?
服装は貧相だけど・・・あっ!それかも〜???(笑)
***
【今回の税関検査事例@スワンナプーム空港】《2016年2月スワンナプーム空港》
今回はハノイに4泊5日という短期間だったが、防寒対策で厚手の上着を数枚持って行ったので35リットルバッグ+30リットルバッグ(ザック)+免税店のナイロン袋(タバコ1カートン入り)という荷物だった。
ハノイでお茶・コーヒー・缶詰・インスタント麺をそれなりに買い込んだので、行きにはスカスカだった35ℓバッグはそれなりに一杯になり、重かったので(8.5kg)カートに乗せて税関に進んだ。
イミグレは混んでいたが税関はスカスカで、①大型のハードスーツケースを転がしていた女性(日本人風)と、②小型のスーツケース+ビジネスバッグの組み合わせの男性(日本人風)、そして③オレ(日本人)がほぼ同時に通過しようとしたが、税関職員に呼び止められたのは女性とオレだけだった。
もちろん禁制品は入っていないし、免税範囲を超えるものは(ほんの少ししか55)入っていなかったし対策済みだったので、特に問題視されることはなく通過したが、4回連続のX線は少々ショックだった。。。
***
今回の事例で検証してみると。
●税関職員は荷物のサイズ(または推定重量)で見ていたものと思われる。
①女性のスーツケースは大型(日本人が海外旅行でよく使うサイズ)だった
→
X線要 ②男性のスーツケースは小型(ちょっとイカしたビジネスマンがよく使うタイプw)だった
→
X線不要 ③オレのバッグは小型〜中型の範疇だが、お土産でパンパンになっていたしカートに乗せていた=重そう
→
X線要という結果だったのではないだろうか?
結果的に背負っていた
30ℓザックと免税店のナイロンバッグは対象外だったので、やはりサイズor推定重量で区別しているのだろう。
でも、実物がこれ。どう見ても大型ではないと思うが・・・お土産でパンパン
以前なら間違いなく素通りできるサイズ&重量。。。
(バンコクに来る方なら、カートのサイズ比較から大体イメージできるサイズと思う)
【所感・対策】《どんな荷物・似姿?》1、過去自分で見聞きしている限りで、X線検査を受ける確率が高いケース。
(1)ダンボール(発泡スチロールも同じかも?)。これはほぼ確実にX線検査を受けているようだ。
(2)アラブ人がよく持っている「超特大のスーツケース」中に成人男性も楽々入れるようなサイズ。これもほぼ確実。
(3)大型のスーツケース。これは今まで2−3割程度だと思っていたが、現時点では8−9割またはそれ以上の確率。
2、逆に現時点でもX線検査を受ける確率が低いケース。
(1)小型のスーツケース(ひとつだけ)。または、小型のザック。
(2)免税店のナイロンバッグ
(3)超混雑時の団体旅行客
昔の日本の農協ツアーのように旗を持った集団。大概は人民系(大陸、台湾、香港等)なので、日本人なら紛れて通過できるかも?
これらは、今現在でも呼び止められたり、X線検査の要求はない(少ない)。
ただし、上記1の組み合わせによっては要求されるかもしれない。
《ふんだんに推測が入った節税対策》では彼らは何を基準に何を見つけ出そうとしているのか?
この答えは無い。あったら(公表されたら)みんな対策を取ってしまうだろうから当然だ。
短時間で大量の人が通過する税関。
出発時のセキュリティーチェックとは違い、ここでたとえ見逃しても、航空機や空港の安全上にはあまり影響が無いのは事実。また、日本のセキュリティチェックの様に
1人1人を区切ってチェックしてない。
そんな彼らは何を見ているのか?
1、タバコ、特にカートン。【免税は1カートン(200本)以下】
ひとつのカバンに1カートン
以上を超えるタバコが入っていればすぐに分かる。
👉ワンポイント
ということは、複数のバッグに1カートン以下を分散すれば分からない?
もうひとつ言えば、カートンをバラして1箱単位にして分散しておく?
2、アルコール【免税は1ℓ以下】
モニターにどう反応するのか知らない。また指摘されて没収されたという話は比較的少ない。
👉ワンポイント
アルコール類の反応の仕方によるが、いわゆる丸瓶、角瓶等「ウイスキー」や「ワイン」の瓶に見えるものを複数持っているとばれやすい?一升瓶もタイでは普通に見かけるので税関職員も酒だと知っているかも?
ってことは、紙パックや変形ペットボトルだったら分からない?
3、高額ブランド商品【免税は2万バーツ未満】
時計、宝石、バッグ、一眼レフカメラ等に注目しているのかも?
👉ワンポイント
着用していれば分からない?
他にもあるんだろうし、タイ税関の知り合いでもいれば聞いてみたいけど。。。
《参考資料》
タイの免税範囲(英語)(日本語版もあるが、記載内容に相違があるので英語版を正とする)
【最後に・・・】規則通りのお土産だけの人にとっては何の関係もなく、また特に煽るつもりはないのだが、「まあ、これくらいはイイか〜」と思っている方が、税関でえらい目に遭わないように書いておいた。
最初に紹介した「バランサーさん」や「44nobuさん」の様に何事もなく通過したり、ウイスキー4ℓ持っていてX線にかけられたけど何の指摘もなかった・・・なんてことはこれからもあるでしょう。
また、タイではよくあることだが、有言無実行(有言なし崩し?)がけっこう多い。
2018年から税関での100%検査なんて言ってるけど、そのうち「やっぱり、やーめた〜」ってことになる様な気がするが、昨年の9月以降のオレの実績からは「厳しくなってる(少なくともX線検査の頻度が格段に上がっている)」ことは間違いない。
ヘビースモーカーやアル中の人にとっては、日本でのお土産は死活問題だが。。。
くれぐれもご注意を・・・
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