街の看板を読む(21)地球を変えよう?一つ一つの単語は超簡単だが、文にすると???
実はこれ、超簡単な単語しか使ってないが、文章にすると結構難解というかセンスが問われる?
駐輪場にある表示といえば「駐輪料金表」か「利用場の注意書き」がメイン。
これはタイも日本も同じこと。
以前、ここの「利用場の注意」については記事にした。
街の看板を読む(19)なんでもかんでも罰金!罰金!!罰金!!!
今回は、これ以外のもっと目立つところにある看板を読んでみよう♪

***
駐輪場で数字の入った表示といえば「駐輪料金表」?

上の表示の自動車マーク(一番左)を見てみると、上から700,000→300,000→146,000→1,146,000→313と書いてある。
日本だったら「月極料金」と「一日利用料金」がありそうだけど、もっといろんな数字が載ってるね?
車のマークの一番上は700,000?って200万円以上だけど、タイの駐車場料金ってそんなに高いの???
では謎解きをしていきましょう♪
まずは一番上の言葉

EX-WAYってのはよく分からないけど、続く文は
มาปั่นโลกให้เปลี่ยน
これ、一見簡単な文に見える。
さらっと訳を書こうと思ったが、ん???と止まってしまった。
来る+ペダルを回す+地球+〜にする(または結果として〜になる)+変化する
直訳調では「地球を回しに来て変える」
???
これって自転車っていう名詞が省略されているの?
地球を回すって???
謎解きは最後に。
***
最初に下の左側を読んでみよう。
オレの性格上「めんどっちことは最後に回す」んで(笑)
これは簡単ね♪

上から順に
・ราคารถ(เงินสด)
値段(現金)
・ค่าดูแลรักษา+ค่าประกัน/10ปี
維持管理費+保険料/10年
・ค่านำ้มัน วันละ1ลิตร(40บาท/ลิตร)10ปี
燃料費 1日につき1リッター(40バーツ/リッター)10年
・รวมค่าใช้จ่าย/10ปี
合計支払額/10年
・ค่าใช้จ่าย/วัน
支払額/日
そうなんです、これは自動車と自転車の費用を比較したものなんです。
車体価格+維持管理費+保険料+燃料費の10年分合計が、車=1,146,000バーツ(1日あたり313バーツ)に対して自転車=62,000バーツ(1日あたり17バーツ)ということ。
***
では右側は?

・มอเตอร์ไซค์ รับจ้าง 30
バイクタクシー 30バーツ
・รดเมล์ 7
バス 7バーツ
・MRT 30
地下鉄 30バーツ
これはそれぞれの片道運賃かな?
これ、どういう計算したら最下段の「1日当たりの支払額=144バーツ」になるのか分からないけど・・・
家からモーターサイに乗って駅まで来て、そこから地下鉄乗って、更にバスに乗り換えて会社に着いても往復134バーツなんだけどね。。。
しかし、よく考えてみると、バンコクで通勤していると本当に1日100バーツの交通費がかかるかも?
これって会社出してくれるのかな〜???
タイの場合って自己負担のような気がするね〜、そうすると相当な金額だね。。。
***
謎解きに残した文章がわからなくても、自転車漕いでフォーチュンタウンまで来ましょう♪
自転車なら「こんなに安いよ♪」ってことを言いたいのは分かった。
では最初の文章の謎解きを。。。
มาปั่นโลกให้เปลี่ยน
最後のให้เปลี่ยนは「(結果として)変える」または「変化させる」ってことは分かる。
一番わからなかったのがมาปั่นโลก
「地球を回しに来る」?
ปั่น(จักรยาน)มา ให้โลกปลี่ยนという語順なら
自転車漕いで来て地球を変える
ってことのなるのは分かるけどそうじゃないんだよね〜
なにか熟語的なものがあるのかと思い、いろいろ調べたが分からず。
分からないと居ても立ってもいられず、地元民に聞きに行くことに。
複数の人に聞いたが、みんな言ってくることが違って???
中には
・ปั่นโลกには意味なんてないよ
→意味ないのにどうしてアンタはこの文の意味が理解できるの?
・太陽光発電だ
→???
・言いたいことはให้คนมาออกกำลังกาย(人に運動させる)ってことだ
→まあ、言いたいことは分かるんだがこの表現が分からないのだ。
とか。。。
もう、5−6人に聞いたがみんな言うことが違う(文の理解はみんな同じだが、その説明がみんな違う)のだが、いろんな人の話を総合してオレがまとめてみた。
ปั่นจักรยานให้โลกเปลี่ยนดีขึ้น
自転車を漕いで、地球をより良くしよう
こういうことだよね?
って全員に聞くと、全員「そういうこと!」と。。。
まあ、分かったような分からないような・・・
直訳の「地球を漕いできて変えよう」。
ปั่นโลก(地球を回転させる)はปั่นจักรยาน(自転車を漕ぐ)の比喩的な表現なんじゃないかな?と。
「地球を漕ぐ」って、丸い地球を自転車の車輪に見立てて。
そういえば誰かがคำเปรียบเทียบ(比喩)って言葉を使っていたような気がしてきた(笑)
う〜ん、訳はしっくりこないけど
えっ?いつものことじゃんっ、て???
まあね。。。
***
たぶん、エコな自転車を推奨する文句なんだろうけど、その下に書かれているのは「金額」だけ。
排出co2量とか、それらが引き起こす問題とかよりも、お金の方が手っ取り早いってこと。
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