盲目の宝くじ売り
คนตาบอด 盲人
คนพิการ 障害者
เบรลล์บล็อค 点字ブロック(タイ語は英語のBraille Blockそのままの発音)、ทางเดินคนตาบอดともいう
ลอตเตอรี่ 宝くじ(タイ語は英語のLotteryそのままの発音)、หวยともいう
สำนักงานสลากกินแบ่งรัฐบาล 政府宝くじ局
ถูกรางวัล 宝くじが当たる
ขอให้ถูกรางวัล 宝くじが当たりますように
人が集まるところに宝くじ売りあり。
タイのすぐれたサービスの一つ「訪問販売」ももちろんある

「売り場」に行かなければ買えない日本とはずいぶん違うね?(もっとも日本ではネット経由で自動購入もできるが)
最寄のMRT駅前にも数えただけで10数人の宝くじ売りがいる。

写真に写ってるだけで8人いるし、この右側や真後ろにも数人いる。
気が向いたら「タンブン」のつもりで買っているオレ。
先日も駅入り口の正面にいた宝くじ売りから1枚買ったのだが、少々驚きの体験をしたので書き留めておく。
***
小さな椅子に座った青年?の売っている宝くじから1枚抜き取り、100バーツ札を渡したが全く受け取ろうとしない。
???
居眠りでもしてるの?物騒だな〜
もう一度100バーツ札を目の前に差し出すが完全無反応
???
座っていて少々うつむき気味なので表情は見えず。
その時「あっ、この人目が見えないんだ」と気がついた。
なので「1枚買いますよ、これは100バーツ札です」といってお札を手に触れさせるとやっと反応があった。
やっぱりそうだった。盲目の宝くじ売りだ。
โชคดีนะครับ(good luck)と言いながら10バーツのお釣り(定価は80バーツなのだが、10バーツはタンブンということで)を差し出す盲目の青年。
宝くじ売りって、田舎から出てきた人や軽度の障害者が多くいるのは知ってはいたが、完全盲目でしかも介護者無しだったのには少々驚いた。
目の前に換金が容易な商品を並べて、現金の受け取りも全て一人でやっている。
タイの札が盲人に識別できる仕様になっているとは聞いていないので、微妙な札の大きさの違いで識別しているのか?
***
タイは障害者には厳しい社会で、盲人が介護者を引き連れて歌を歌いながら寄付を募る姿を目撃したことがある人も多いのではないか?
障害者用のインフラがほとんど整備されていない。
バリアフリーとか歩道上の点字ブロックなどほとんどない。あってもそれを信用して歩くと99%事故に合うような超いい加減な設置がほとんど。
というか、そもそも健常者にも超厳しい環境

歩道もまっすぐ歩けば棒にあたる

う〜ん、言葉無し、地雷?

素晴らしき角度のバリアフリーを持ったホテル(笑)
そんな環境で一人で宝くじ売りとは・・・
多分周りの人もかなり気を使って助けているんだろうね〜?
とにかく困った人がいたら助け合うのがタイの社会(ただし、同じ階級の中でだけ)。
お釣りをちょろまかしてやろうとか思って100バーツ札なのに「1000バーツです」なんていう輩が出てきたら、隣の宝くじ売りのおばちゃん連中から総攻撃を受けそう(笑)
何はともあれ、苦労の多いタイではあるがこうして頑張っている人も少なくないのだな。
と思った喪中最終日の夕方だった。
当たりますように♪(笑)

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| タイのお金&宝くじ | 00:05 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑