NON-B VISAへの道(11)在日タイ大使館へのビザ申請(再)、これで一発受理
แก้แค้น ゲェー・ケェーン報復する、仕返しする=リベンジする
参考までに発音をカタカナで書きましたが、そのまま読んでもまず通じません。実際に使う際は、辞書等で発音記号を確認してください。
ここまでの話は↓を参照
NON-B VISAへの道(1)申請条件で大きな落とし穴にハマる
NON-B VISAへの道(2)煮え切らない部長を脅してタイ出張をゲット♪
NON-B VISAへの道(3)久々のTGを満喫「これは出張だ」ということを忘れてしまいそうで困った・・・
NON-B VISAへの道(4)タイのイミグレはなんで鬼瓦のようなおばさんばかりなのか???
NON-B VISAへの道(5)イミグレに「違反者」のレッテルを貼られた?これで永遠にタイに入国できなくなる???
NON-B VISAへの道(6)タイの現地法人を巻き込んで大騒ぎの判決、主文!被告人を・・・
NON-B VISAへの道(7)とりあえず第一ミッション・コンプリート
NON-B VISAへの道(8)あぁ〜帰って来た〜、タイムスリップ in 名古屋
NON-B VISAへの道(9)在日タイ大使館へのビザ申請不受理・その1
NON-B VISAへの道(10)在日タイ大使館へのビザ申請不受理・その2
***
さて、怒りながら7日に出社し担当者と話し合ったこと。
1、すべての書類は自分で作成、入力する。
2、駐在先が発行する招聘状の内容もすべて自分の指示通り作成してもらう。
3、準備する書類の種類もすべて自分が指示する。
すべては自分の指示通りにしてください、ということだ。
今度はすべて自分の裁量で準備するので、再度不受理などという屈辱は絶対にあってはならぬ。
この会社に入社して2ヶ月半、今までは研修と称する雑用ばかりで力が入らなかったが、入社以来最大の精力を投入してのビザ申請書ほか作りが始まった。
これから書くことはタイ大使館HPに書かれていることのほぼ丸写しだが、書類を作り始めると意外に???な箇所もあるので是非参考にしていただきたい。
注意:これは2019年1月時点での在日本タイ大使館のHPを参考に作成し、その通りに申請した記録である。場所、日、人によって対応が変わるのがタイの常なので、これによって不利益を被っても責任は一切負いません。
ビザを申請する前に
ここで重要なのは
1、詐称もしくは虚偽の申請事実は永久に申請不適格となります。
2、既に有効なタイの再入国許可書または、査証所持者は査証申請は出来ません。新しい査証を申請する場合は、有効な再入国許可証・査証を発行元にてキャンセルをしてから査証申請が可能です。
この2点。
1は言うに及ばず。
2は今回オレが引っかかった項目で、事前にタイへ短期出張に行きキャンセルしてもらった。
ビザの種類
ノンイミグラント-B (就労/ワーキング)
一般的な就労、つまりタイの会社で長期間働く場合。
ノンイミグラント-B (業務/ビジネス)
事業提携者との会合、専門的または事業集会、会議出席そして予め準備された専門的な仕事の遂行などの業務の場合。
違いは分かるのだが、申請書上にこの識別は全くなく正直言ってどこでどう区別しているのか不明。
滞在期間が長期に渡る場合と短期の場合で区別しているのか?
最終的に発行されたビザ上でもこの2つの区別があるのか不明。
それにもかかわらず、この2種類は申請時の必要書類がまるで違うのだ。
前回会社が準備してくれた書類は「業務/ビジネス」用なのだが、オレは「就労/ワーキング」で申請したいので提出書類はあくまでも「就労/ワーキング」用で通した。
これはHP上に記載の通りなのだが、わかりやすくするため以下の表にまとめた。

見にくいと思うのでクリックして拡大してください。
要するに「就労/ワーキング」で必要なものはパスポートと写真を除くと3種類(申請書、経歴書、招聘状)のみで良いということ。「業務/ビジネス」で必要なものはパスポートと写真を除くと6種類(申請書、経歴書、招聘状、就労先の登記簿コピー、日本の会社からの推薦状、身元保証書)が必要となる。
ただし、どちらも以前タイで就労した経験がある人は以前のワークパミットのコピーも必要。
感覚的には「就労/ワーキング」のほうが審査は厳しそうに思うのだが、必要書類に関してはなぜか「業務/ビジネス」のほうが多い。なぜだろう???
特記事項のみ書いておく
■申請書(指定フォーマットがあり、それに入力する)
1、基本的にサイン以外は手書き不可。
2、すべてアルファベットの大文字で入力すること。
3、写真を2枚貼るようになっているが、日本人の場合は1枚でOKです。
4、途中で出てくるPermanent Addressとは、永続する住所、永久の住所という意味だが何を書いていいかわからない人もいるようだ。
生まれてこのかた一箇所に居住している人は現住所と同じだが、オレのようにA市に仮住まいしているような場合は、A市=現住所、実家=Permanent Addressになるのかな?
要するに「戻る家」があるのであればその住所を、「戻る家」がなければ現住所ということになる、と思う。
必ずしも「本籍地」ということではない、と思う。
5、Countries for which travel document is valid
パスポートに書かれている「ALL COUNTRIES AND AREAS UNLESS OTHERWISE ENDORSED」を入れれば良い。
6、日本とタイの保証人欄には今の会社名と住所、派遣先のタイの会社名及び住所を入力する。
代表者とかの個人名である必要はない。
6、日付は申請日を入力する。
■経歴書(指定フォーマットがあり、それに入力する)
1、基本的にサイン以外は手書き不可。
2、すべてアルファベットの大文字で入力すること。
3、申請書とダブル内容があるので整合性には気をつけること。
■招聘状(フォーマットは任意)
1、必ず原本であること。PDF、コピー、ファックス不可
2、会社のレターヘッド入りの用紙であること
3、社判・社印・角印等が押されていること
4、手書き不可(サインは除く)←(手書きの招聘状を持っていた申請者が追い返されていた)
5、必要項目は一つも漏らさず記入してもらうこと。
裏技💡:誤記や変更があると何度もタイから送ってもらわなくならず不便。派遣先にお願いして「レターヘッド付きの用紙に社印を押し、代表者の直筆サインを入れた白紙」を何枚か事前に送ってもらい、日本側で印刷する。こうすると誤記や変更があってもすぐに対応できる。赤の他人の会社なら断られるだろうが、大概は同一グループ内の企業だからお願いすればやってくれるかも?
1/2に門前払された後、大使館のHPで再度予約しようとすると14日が最短であったのでこの日に再度タイ大使館へ。
さすがタイ大使館の近所だけあって、タイ的な風景を見ることができた(多分道を拡張したんだろうけど)。

9:00am前に行くと3-4人が並んでいるだけですぐに入館できた。
整理券番号は60X、つまり一桁。

入館後にすぐに呼ばれる。
が、窓口で待っていたのは前回門前払された職員だった
当たりませんように!と祈っていると引き寄せらるものだな〜
かなり緊張しながらパスポートと提出書類(3種類)を出す。
見ているのか?という早いスピードでチェックしていく職員。
途中で脇見してもチェックペンは止まらない。
多分、ざっと見て違和感を感じなければ詳細は見ずにチェックしているのだろう。
最後にパスポートチェック。
ペラペラめくりながら「以前はリタイアメントでタイに住んでいたのですね?」と。
「はいそうです」聞かれたことだけ答え、余計なことは一切言わない。
あの「違反者スタンプ」も何も言われなかったってことはやはり「違反者」という意味ではなかったのね?

ふんふんと頷きながら「それではこれを持って明後日もう一度来てください」と受付番号入りの仮領収書を渡され、申請料9,000円の支払い。
やった〜!!!
今回は完璧だった!!!
どうだ、参ったか〜!!!という気持ちだった。
まあ、HP記載通りに準備しただけなのだがね。。。
1日空けた16日。
大丈夫だろう確信度90%
ただ、緊張しながら大使館に向かう。
受領時間は14:00-15:00の1時間。
すんなり入りすんなりゲット〜

3ヶ月有効のNON-B ビザ。
タイ入国後に延長して1年有効にしてもらう様だ。
しかし、ビザタイプはBとしてしか記載されておらず「就労/ワーキング」「業務/ビジネス」の違いは確認できず。
同じなのか〜???
じゃあなぜ必要書類が違う(°⊿°)?
謎だ。。。
やはり、自分の手で準備した書類でゲットできた喜びはひとしおだった。
これでタイ赴任への障害はすべて取り除かれた。
さあ、タイに行こう!
今度はリタイアメントではなく駐在員として♪
最後の仕上げはタイ入国後に取得するワークパミット(WP)のみ。
これが揃ってようやく「駐在員」となれる。
続く・・・
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| NON-B VISAへの道 | 09:49 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑