ルアンパバーン名店ファイル【1】カオソーイNo,1の名店・ワットセーン前・・・ただし店名不明
まずはルアンパバーンのカオソーイNo,1の呼び声高い名店から。
ルアンパバーンのカオソーイNo,1ということは世界No,1ってことになるね・・・
「ルアンパバーン_カオソーイ」で検索すれば必ずヒットする名店。
場所はこのあたり。ワット・セーン(セーン寺)の正面に位置している。
店名がわからない(無い?)ので大体だけど。。。
まあ、店の名前が無いって普通だな、このあたりでは。。。
店自体がポツポツとしか無いし「ワット・セーンの前のカオソーイ屋」で通ってしまうんだろう。
そんなことはないだろうけど、もし迷って見つけられなかったら「ワット・セーンの前にあるカオソーイの店」って地元民に聞けば多分教えてくれるはず。
これがワット・セーン

店構え。この写真撮ったのは7:44amだけど、もうこれだけ客がいる。


この店構えを見て「あぁ~ここは10年前にも来たことがある~」って思い出した。
これがメニュー

あるのは2種類。
フー(英語表記のNoodle soup)とカオソーイ(英語表記も同じ)。
どちらも20,000キープ=87.6バーツ。決して安くはない。

右の細麺がフーの麺、左の太麺がカオソーイの麺。太麺はベトナムのフォーと同じ麺?
細麺はタイでいうセンレックだがラオスではセンノーイと言うらしい。レックもノーイも小さい→細いということ。
別の店で地元民が「センノーイ」と言って注文しているのを聞いて、最初は「麺少なめ」って言ってるのかと思った55
これも他の店のおばちゃんの話では、フーの基本はセンレック(細麺)だが,客の注文によってはセンヤイ(太麺)でも作るってことだった。

手前の鍋で茹でて奥のスープを注ぐ。
フーとカオソーイの違いを正確に知っているわけではないが、麺の種類の他に麺の上に肉味噌を載せるか載せないかの違いだけじゃないかと思う。
そう、ラオスの誇る名麺カオソーイのポイントはこの肉味噌。

能書きはもうイイから早くカオソーイを紹介しろって?55

これがカオソーイです。
鶏がらスープに太麺、その上に肉味噌たっぷり乗せて薬味を添えて出来上がりです♪
タイ北部(チェンマイなんかが有名)のカオソーイ=カレーラーメンとは全然違いますね。
「wikipediaのカオソーイ」によると、ミャンマー→ラオス北部→タイ北部と流れていくうちにレシピが変わったようで、そういう意味でも元祖に近いのがこの「肉みそ入りのラオスのカオソーイ」です。
ちなみにアパートの近所にあるカオソーイ屋の「タイ版カオソーイ」はこれです。

ココナッツカレー風味で日本人には人気です。
これはこれで美味しいけど、ちょっと飽きやすいかな?
一か月に一度くらいが美味しい~
でも、この肉みそ入りのラオスのカオソーイは、毎日でも飽きが来ないような比較的あっさり系です。

wikipediaによるとこの肉みそは「トゥアナオ (ถั่วเน่า) と呼ばれる大豆から作られる発酵食品と豚挽肉、唐辛子、ニンニク、トマト、エシャロットを混ぜ合わせて炒めたもの」だそうです。
この肉みそが店の味を決めます。
日本人にはちょっとピリ辛ですが、まさに「肉みそ」の名にふさわしい甘辛且つ濃厚な味で多少酸味があるかな?
これをほとんど鶏ガラだけのスープにマゼマゼすると、絶妙なスープになります。
そしてツルツルの太麺との相性が抜群です。
旨い♪
10年ぶりにこのカオソーイを見た瞬間、これこれ♪と思い出し、顔がニヤケてしまいました55
さすがオレが選んだだけあるな~♪と感激です。
確かに美味しい料理は世界中にごまんとあることでしょう。
でも、Damascusが選んだ世界三大麺のフォー、カオピアック、カオソーイは、いずれもあっさり系の中に強い主張のある味で、毎日食べても飽きが来ないだろうと感じさせてくれます。
例えば、オレはカレー好きだけど、一日三食カレーだったら2日目には飽きてくるはずです。
でも、この三大麺は主食としてイケる♪
付け合わせはこんな感じ(無料)

新鮮野菜(薬味系のハーブ類)をたっぷり入れるのが地元民風。
野菜以外に米をサクッと揚げたおこわみたいなやつもトッピングできます(有料)。
このつる下がっているやつがおこわです。

オレ的にはあまり香りの強い野菜(ハーブ系)を入れると、せっかくのスープの味が変わってしまうので、レタスだけちぎって入れました。


野菜(ハーブ系)を入れる場合は少量ずつ入れて味見してからのほうが無難です。
地元民を見ていると、ライムを絞ったり野菜を山盛り入れたりしていますが、これで元の味がかなり変わってしまうので、自分の味を完成させるまでは慎重に・・・
レタスならスープの味を変えることなく安心。
インゲンはそのままボリボリ食べました。
結局この店では24日の朝、25日の昼前、26日の朝の三回通いましたよ♪
結果的に他の店と比べてよりあっさり系で、これがカオソーイのスタンダードと言えるでしょうか?
ルアンパバーンのカオソーイNo,1の名に恥じない絶妙の味でした。
ここは外せませんね?
なお、メニューの看板にも書いてある通り、この店の営業時間は7:30-12:00の午前中だけ。
時間前でも、材料(麺?肉味噌?)がなくなり次第閉店してしまうそうなので、観光シーズンは特に早めに行くべし。
注:美味しい不味い等、味の感じ方には個人差があります。
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| 2016ルアンパバーン | 00:05 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑
野菜の量が凄い、カオソーイの味忘れてしまったから、もう1回食べてみたいなあ・・タイと違って、野菜が瑞々しい感じがする・・
エシャロットと言えば、日本と違って玉ねぎの筈・・・日本のエシャレットはラッキョウ・・・
| アグリランナー | 2016/03/07 09:28 | URL |