脱♪サラリーマン流浪記(バンコク留学編)

マレーシアでホッケンミー(福建ミー)を食べたくなってきた今日この頃

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「クワイジャップ・ユアン」と「カオ・ピアック」は本当に同じものなのか?(2)ウドン出身のプロの証言を加味 《付録:タイの麺類》

前回の記事で結論が出たと思っていた。

しかし、前回記事に載せたこの店↓を再度調べていたところ、Googlemapで店を見つけたのだ!
แพรวา(プレェワーと読むのだろうか?)

見つけたら行くしかない。
すぐにシャワーを浴びて1時間後にすぐアパートを出る。ヒマヒマのオレにしかできないな〜

***

3-2、ここはプロに聞いてみるチャンス

137番のバスに乗ってラームカムヘン大学(下のGooglemap上で蜘蛛の巣の様になっているところ)へ。
大学構内を突っ切って着いた場所がここ
ラームカムヘンカオピアック
Googlemapのストリートビューより拝借


ラームカムヘン大学の裏門?を出て左、ファミリーマートを過ぎた先にThe Pizza Companyの看板が見えたらその隣(手前)

IMG_8856-1209jpg.jpg

着いたのが2:30pmごろだった。
店には若い女の子がいたが、どうも単なるお手伝いで営業しているのか?要領を得ない(あの徹底した無表情からして、おそらく、ミャンマーかラオの人)。
ちょうどその時、店主のおばさまが来たので聞いてみると「今、準備中。開店は4時よ」とのこと。

じゃあその頃また来ますと言って店を出たのだが、その前に肝心な質問を

注:ウドン=ウドンターニ、ウボン=ウボンラチャタニ

オレ「看板にクワイジャップ・ユアンとカオ・ピアックって書いてますよね?」

おばさま「ははは、同じことよ」

オレ「同じ?」

おばさま「カオピアックっていうのはね、ウドンのカオ・ピアック・セン(麺)のことを言うの。クワイジャップ・ユアンはウボンでの名前。麺は同じよ」

おばさま「これを切って麺を作るの(自家製らしい)」
IMG_8861-1209.jpg

おばさま「これよ」
IMG_8854-1209.jpg

オレ「じゃあ、全く同じものに二つの名前があるってこと?」

おばさま「そうよ、ウドンではカオ・ピアック、ウボンではクワイジャップ・ユアンってこと」

親切丁寧に教えてくれた店主
IMG_8855-1209.jpg

ふ〜ん、そういえばウボンの知り合い女子が「クワイジャップ(*1)はウボンの料理、いや元はベトナムから来たみたいだけど」とか言っていたのを思い出した。

(*1)クワイジャップとクワイジャップ・ユアンは別物。詳細は最下段の参考資料参照。

じゃあ、開店時間になったらまた来ま〜すといって近くのカフェへ
なかなかオシャレなカフェだった、さすが学生街だ。

***

で、4:00過ぎに再来店。
満面の笑みで迎えてくれた店主のおばさま

メニューはこれ
IMG_8857-1210.jpg
(この中でต้มเส้นトム・センという料理を聞きそびれた。ググってみると興味深い写真がいっぱい。看板にはカオ・ピアックと「-」で繋がっているので「同じ」ということか?これは後日調査だな)

さっそく、ウボン仕立てのカオ・ピアックを注文
ムーヨー(タイ風ハム)と玉子入り

で出てきたのがこれ
IMG_8859-1209.jpg
IMG_8860-1209.jpg
自家製生麺だという麺は白色と半透明の中間

モチモチ感がちょっと希薄か?
けっこうプツプツ切れてしまうほど。
スープも粘度は全くない。

お味は?

う〜ん、普通に美味しいけど特別「旨い!」っていうほどでもないな〜、残念。。。
スープのだしの効きが弱く、なんだかボヤけた感じのスープだったかも?
あまりにも味が薄いので、いろんな調味料を入れてみたけど更にひどくなってしまった(これはオレのせい)。

で、食べている時におばさまからいろいろ質問攻めにあって、オレが日本人だと知ると「2年前の2月に日本に行ったこととあるのよ〜」と、東京タワー、ディズニーランド、渋谷のハチ公と一緒に撮った写真を見せて解説してくれた。
(こんな普通のおばさまでも日本旅行できる時代になったんだね〜、いい時代だ☆)

で、再度オレからも質問

オレ「これって?」
IMG_8846-1208.jpg

おばさま「あぁ〜、これはウドンのカオ・ピアック・センヤイ(太麺)ね。うちのとはちょっと違うけど、ウドンではこれが普通よ」

オレ「これはラオスのビエンチャンで食べたカオピアックだけど、同じ?」
IMG_6407-0303.jpgIMG_6409-0303.jpg

おばさま「素材は同じと思うけど、ラオスならเฝอ(日本語で言うとフォー、つまりベトナムのフォー)を使ってるんじゃない?」

オレ「???」
(ベトナムのフォーとラオスのカオピアックが違うことは分かっていたし、ラオスにはフォー(ラオス語ではフー)という麺があるのも知っていたけど、その差異をうまく説明できなかったんでこの話はここで中断、残念・・・)

オレ「じゃあこれは?」
IMG_8823-1207.jpgIMG_8824-1207-1.jpg

おばさま「これはウボンのクワイジャップ・ユアンね(即答)」

オレ「この、半透明な麺がウボンのクワイジャップ・ユアンか〜」

***

4、結論

疑問「クワイジャップ・ユアンとカオ・ピアックは本当に同じものなのか?」

導き出された答え「同じ。ただし、使う麺の太さ、種類やスープに違いがあり、また地域によって呼び名に違いがある」

この答えは、あくまでもウドン出身の某女子一人の答え+ウドン出身のカオピアック屋の店主+オレの推論から導き出されただけなんで、これが正しい!なんて言うつもりはないので、聞き流してもらって結構。

要するに、日本のうどんだって地域や店によって麺や汁は様々。ラーメンもしかり。単に「醤油ラーメン」といっても、麺の種類は店ごとに違うし、スープはそれこそ全く別物、と同じことか?
カレーだって、店によって全部違うし。

しかし、今までこのブログでは、クワイジャップ・ユアン=カオ・ピアックと曖昧に表記していたけど、かなり違いがあるので最終的に以下のように定義(このブログでの定義であって、世間一般に通じるかどうかは保証しません)。

①太麺(白色、日本のうどんと同じかそれより太い麺)
IMG_8903-1212.jpgIMG_8906-1212.jpg
(写真はウドンの名店のカオピアック)

見た目は日本のうどんと瓜二つ。食感も煮込み過ぎたうどんと似ている。
スープは麺と一緒にドロドロになるまで煮込まれた、鶏ガラ系スープで濃厚。

一般的にข้าวเปียกカオ・ピアックと呼ばれるが、このブログでは「ข้าวเปียกอุดรカオ・ピアック・ウドン」と命名。

おそらくウドンの人はข้าวเปียกเส้นใหญ่(カオ・ピアック・セン・ヤイ/太麺カオピアック)と言って区別していると思われる。
ウドンターニの料理(タイ料理)。

②中麺(白色、日本のうどんより細い、径2−3mm、太麺もあるらしい)
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(写真はビエンチャンの名店ナムプーコーヒーのカオピアック=閉店)

麺はモチモチ。
スープは鶏ガラ系であっさりしたクリアスープ。

このブログでは、これこそ世界三大麺第2位の正真正銘のข้าวเปียก(ラオ語ではເຂົ້າປຽກカオ・ピアックと命名(別名ラオスのカオ・ピアック)。
今後特に書かない場合、このブログでカオ・ピアックといえばこのラオス麺を指す。
ラオス料理(基本的に、ラオスでしか食べられない)。

③細麺(半透明、径1mm程度)
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(写真はバンコクの名店クンデーン・クワイジャップユアン)

モチモチ度が②よりも上。しかも、鶏ガラ系スープと一緒に煮込むのでスープに麺(粉?)が溶け出して”とろみ”がある。

このブログではก๋วยจั๊บญวนクワイジャップ・ユアンと命名。
ウボンラチャタニ(タイ)料理(バンコクでも食べられる)。

※単純に「クワイジャップ・ユアン=カオ・ピアック」ではなく、麺の種類とスープの違いそして地域で3つに大別した。
※基本的には中国→ベトナム→タイorラオスに流れてきた米粉麺の料理だが、現時点で一般的に食べられる場所の料理とした。
※麺、スープは店による違いが大きいので、上記区分はあくまでも目安。
※一応上記のように区分したが、ルーイやウドンのナイトマーケットで食べた「カオ・ピアック」という料理はどの範疇に入るのか不明。

天国への路(4)ルーイで「犬のカオ・ピアック」???
天国への路(15)ブンカーン→ウドンターニ、いよいよ天国へ・・・昇天へ♪

***

長年モヤモヤしていたカオ・ピアックとクワイジャップ・ユアン。
これでオレ的にはスッキリした気がする。

Damascusが選ぶ世界三大麺第2位とは、上記の②中麺ラオスのカオピアックだってことがハッキリした。
あらためてここに記しておく。

「Damascusが選ぶ世界三大麺(2016年確定版)」

1位:フォー(ベトナム)
2位:カオピアック(ラオス)*注1
3位:カオソーイ(ラオス)*注2
(次点)讃岐うどん

*注1:タイのカオピアックやクワイジャップ・ユアンではありません。
*注2:タイ北部のカレーラーメンではありません。
注3:結果的に1-3位は米麺となっていますが、対象はそばやラーメンも含めた食べたことのある麺類全般です。


つまり、「旨い麺料理が食べたかったら、ベトナムかラオスに行け!」ということだ。

東南アジアでは、現在でもその地域独特の料理があり、そこに行かなければ食べられないものが多い。
東京や大阪にいれば、ほぼ日本中の、いや世界中の料理(なんちゃって○○○料理も多いが)が食べられるが、この様にある特定の場所に行かないと食べられないという方が自然でいいな〜と思う今日この頃。。。

***

【付録】
参考資料(タイの麺類)

ก๋วยเตี๋ยวクイッティアオ=粿条(クエティオウ)
粿条は米粉より作られる。水を加えてペースト状にしたものを蒸すことによって薄いシート状にし、それを切って整形する。またはそれを使った麺料理一般を指す。
IMG_3407-1210.jpgIMG_3483-1210.jpgIMG_3393-1210.jpg
左上から順に(極細麺センミー)(細麺センレック)(太麺センヤイ)

クイッティアオ屋に行けば基本は上記の3種類だが、これら米粉麺以外にบะหมี่バーミー小麦麺もある。
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左(バーミー)、右(バーミーヨック)

スープは日本のラーメンのように店によって千差万別だが、一般的なのはナムサイ(透明スープ)、ナムコム(濃いめのスープ)、ナムトック(豚等の血入りスープ)、トムヤム(甘酸っぱ辛いスープ)、イエンタフォー(ピンク色で酸味があるスープ)があるが店による。

ก๋วยจั๊บ(またはกวยจั๊บ)クワイジャップ
上記クイッティアオの一種。
img_1-1210.jpeg
米粉麺のシートを四角に切り、くるくると巻いてマカロニのようにした麺料理
大抵พะโล้ パロと言われる中華風の濃いめのスープと共に供される。
クイッティアオ屋には普通は置いていない。

とりあえずおしまいです。
あとは、実地検証のみ。。。では、行ってきま〜す☆

***

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| バンコク食堂 | 00:05 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

なるほどねー、おばちゃんの解説+Damascusさんのまとめでよくわかりました。
確かに日本だって同じ名前のうどんだけでも地方や店で色々変わりますもんね。
麺の旅面白いですね〜。1つの国だけでもまだまだ見たことない麺料理もたくさんありそうですね。

| MoChit | 2016/12/13 23:10 | URL |

Re: タイトルなし

MoChitさん
基本的には地域や店によってかなりの違いがあるんですが、無理やり3つに区分してみましたよ。

| Damascus | 2016/12/14 12:05 | URL |















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